2007/12/15

EQUALヒツジサルの金神の美しい話

王仁三郎の発言のなかでも有名な?話。
喜界島に封じられたヒツジサルの金神(豊雲野尊)が、
遠く離れた芦別岳に、同じく封じられた夫
(ウシトラの金神)会いたさにはるばる旅して、
山形秋田県境の鳥海山まで来たが
「厳格な夫は会ってくれないだろう」と泣く泣く戻ったって話です。
悲しくも美しい話です。でも。
物部関係の魔方陣を見ていたら、そんな単純な物語じゃないかも…
と思えてきました。
魔方陣とは?

ヒツジサルの金神の移動経路&移動できなかった経路です。
こんなまっすぐに移動したわけないですが、これも一種の魔方陣なので。
(魔方陣の生みの親は「霊は直線的にしか移動できない」と言ってます。
だったら神様も…?)

濃いピンクラインのすぐ近くに白山中居神社があります。
距離にして1.1kmの位置です。
この神社は前回の「EQUAL奥州藤原氏と白山キクリヒメ」に出てきた
奥州藤原氏&秋田物部の神社「唐松神社」と魔方陣を作っていた神社です。

3つ目の地図
うすいピンクのラインは「鳥海山→芦別岳」ラインです。
このラインをヒツジサルの金神は移動“しなかった”事になります。
ラインのすぐ近くには驚いたことに「唐松神社」
(ラインから900m離れてるだけ)

妄想ビンビンで魔方陣を解いてみます。
濃いピンクラインが白山中居神社を通る事によって、王仁三郎の話が
「奥州藤原氏&唐松神社魔方陣」に浸入してる状態になってます。
しかしヒツジサルの金神は鳥海山からバックして戻ってしまった。
結局、唐松神社→八甲田山→経由で芦別岳に向かう事は無かった。
秋田物部氏の古文書では祖神ニギハヤヒは一番最初に
鳥海山に降臨した事になってます。
鳥海山から唐松神社方向に向かう事も可能だったのに
別の方向に戻って行くなんて、たとえ物語だとしても
秋田物部氏の神経を逆なでするような展開です。
また魔方陣的に見れば白山中居神社からのラインが
押し戻された事と同じだと思います。
(結果、「奥州藤原氏&唐松神社 白山魔方陣」のパワーが
消えちゃった?)
なんとなくアンチ物部的な見方ですけど…
それ以前に妄想電波ビンビンな“お話”ですけど(笑)
物部サイドに立ってみれば、ピンクラインは近畿を通ってますから、
もともと勢力圏だった方向に帰っていったとも取れますが、
それは無いと思います。
もうひとつ思いついた妄想は
白山系の神社を通った=「ヒツジサルの金神≒白山キクリひめ?」ですが、
さすがにこれはかなり強引